通称「バークレー」又は「UCバークレー」。カリフォルニア州立大学のTOP校(次点はUCLA)。
サンフランシスコにほど近く、生活コストは高め(サンフランシスコは全米でニューヨークに次いで生活コストが高い地域)。
知的財産法分野の評価が高い。
以下の4つのコースが設けられている(Traditional Trackが一般的なコース)。
– Professional Track(夏学期をキャンパスで連続2年受講)
– Hybrid Option(春学期と秋学期をオンラインで、夏学期をキャンパスで受講)
– Traditional Track(秋学期と春学期をキャンパスで受講)
– Thesis Track(秋学期と春学期をキャンパスで受講 (+研究))
※公式HPより
ロースクールランキング
Best Law Schools (U.S. News): 総合9位タイ (2021)
場所
カリフォルニア州バークレー市
人数(Traditional Track)
LLM: 200名程度/年
うち日本人: 10名程度/年
コスト(Traditional Track)
学費: $66,530 (2020-2021)
生活費等を合わせた必要予算: $102,670 (2020-2021)
英語要件(公式)
TOEFL iBT 100点以上
TOEFL PBT 620点以上
IELTS 7点以上
英語要件(非公式)
TOEFL iBT 90点台後半が目安。95点程度が足切りラインではないかと思われるが、110点台での不合格情報もある。
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カリフォルニア大学系列の中では最も歴史が古く、トップ校として認知されている。LLMは大規模であり、毎年250人前後の学生がいる。日本人は10人~20人程度か。
長所
大規模校だけあって、バラエティ豊かな科目が用意されている(ワイン法や、マリファナ法なども)。知的財産法に強い学校として有名。一定の要件を満たすとLaw & TechやCorporate LawのCertificateを取得することができ、ちょっとかっこいい。
毎週昼休みに、昼食無料のセミナーが開催されており、様々なセミナーに参加できる。プロボノのプログラムも豊富。JD生との関りを持てる機会は多い。
大規模校だけあって様々な国の学生との人脈を作ることができる。インド・中国勢が多い印象だが、多すぎるということはない。みんなBerkeley生であることに誇りをもっており、優秀な学生が多い。
気候が暑すぎず、寒すぎず一年を通して過ごしやすい(冬は少し寒いが)。
大学がUC Villageという家族のための住宅を提供しており、子持ちや既婚者は低価格で居住できる(2ベットで$1800前後)。Villageには子供の遊ぶ公園も設備されておりFamily Friendly。Berkeleyの学生であれば、子供のPrep Schoolに無料で入れることも可能なようである。
他の私立大学に比べて、学費が$5000前後安い。カリフォルニア全般に言えることだが、子供用の保険に安く入れる。アジア系の人種が多く、治安も悪くなく日本人には住みやすい。
都会過ぎず、田舎過ぎずちょうどよい立地。サンフランシスコ、レイクタホ、ヨセミテ国立公園など観光地も豊富。ロス観光にも行ける。ゴルフも安い。
短所
やはり大規模校だけあって、同期の学生全員と仲良くなるのは大変。
ContractやCivil Procedureなどのメジャー科目は大教室での授業となることが多く、発言は強制されない。英語でたくさんディスカッションしたい方にとってはデメリットかも(でも科目次第)。
バスが時間通りに来なのでイラつくことが多い。